猫と絵の田舎的暮らし+化物

百姓しながら猫三匹と暮らしております。気ままに絵などを描いたり日記のようなものを書いたりしております。 なお、絵は、ほとんどがPhotoshop Elements3.0によって描かれたものです。一日一絵を発表中。

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化物見世開3

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無事百物語で若衆を脅かし終えた見越し入道は、思わぬお金を手に入れました。
「さあ、俺にも運が向いてきた」と言っている矢先今度は、隠れ里の雀の所から邪険婆にくれてやる葛籠の中に入ってくれないかと仕事の依頼が来ました。

これも給金はずむというので見越し入道は、これも快く引き受けました。今回はももん爺と連れ立っていくことになり、邪険婆が思い葛籠をつい帰り道で開けたところを見越し入道
「よう婆さん良い茶飲み友達になれそうだ、逃げるな逃げるな。そんなに驚くねぇ、俺たちゃ金で頼まれて脅かしてるだけだ。」
ももん爺は、
「噛むぞー噛むぞー」
邪険婆は、腰を抜かして
「ひゃ?、あのべらぼう雀がひどい目に合わせやがった。どうか命ばかりはお助け?」
最後にももん爺が
「のう見越し先生、もうこのくらいで良かろう。給金の分は充分脅かしてやったから。」


ここで婆さん驚いて我を失っておりますが、化け物二匹は、まったくいい加減な脅かし方です。と言うよりほとんど悪ふざけをしているだけで脅かしているとは言えないかもしれません。

ただここに江戸時代の人の化け物のとらえ方があるのかもしれません。ようするに基本的に化け物は人に危害を加える者ではなくただ脅かして楽しむ存在なのかもしれません。
もちろん中には人に危害を加えることが目的の化け物もおりますが。

もちろんこの話は舌切り雀のパロディーなのですが、考えてみるとこの葛籠を幾ら婆さんが力持ちでも一人で背負っていくことは不可能と思われます。
魔法のランプの魔神のようにむくむく出てきて大きくなるという方法も考えられますがそうすると大きな葛籠の意味が無くなってしまうし。
まあ、この辺りはあまり突っ込まずに話を楽しんだ方がよいでしょう。

今回見越し入道は、ももん爺という相棒を連れてきました。
「ももんが」とか「ももんじ」とかこれは、日本各地の化け物を指す幼児言葉だそうですが、それが一つの化け物として実体化したものと思われます。化け物の元祖みたいなものですが、見越し入道が化け物の親玉なので、親玉と元祖の二大巨匠の共演と言うことになりました。
でも何となくどちらも間抜け・・・。



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  1. 2007/10/30(火) 21:07:10|
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