猫と絵の田舎的暮らし+化物

百姓しながら猫三匹と暮らしております。気ままに絵などを描いたり日記のようなものを書いたりしております。 なお、絵は、ほとんどがPhotoshop Elements3.0によって描かれたものです。一日一絵を発表中。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

化物見世開(ばけものみせびらき)第二話

mikosi2.gif

見越し入道ははじめ化け物には生臭い風がつきものと、生臭い風発生装置を作りこれを売ってもうけようと考えました。
しかしそれは、あまりに生臭かったため、化け物達も鼻をつまんで逃げ出してしまいました。見越し入道も「これは生臭い、おいらも気分悪くなってきたわい」と言う始末。
結局田舎の化け物達は「これは入らぬモノ」とそっぽを向かれてしまいました。

生臭い風発生装置で大損をした見越し入道は、困ってしまいましたが、そこへ麓の化け狐がやってきました。
「見越し先生、実は今度村の若衆が百物語をやるというだが、わしらが最後に出て行っても、なんだ狐か狸じゃろと言うてちっとも驚いてもらえず、馬鹿にされるのが落ちなんじゃ。そこで今回は、先生とお弟子さん何人かつれて本物の化け物の恐ろしさを若衆に見せてやってもらえんじゃろか」
化け狐は、これでも化け物の端くれ、人前に出て行ってもちっとも驚かれず笑われてしまい、終いには「この辺りには狐や狸ばっかりで化け物らしい化け物が一匹もいやしない」と言われるのが口惜しいと訴えます。

「もちろん、先生とお弟子さん合わせてお給金出させていただきやす。」
「う?む。安いの?。でもまあいいか。よしその仕事引き受けやしょう。」?パチッパチッパチ?(算盤の音)
するとたばこ盆が「もうちっと出しなされ」

つづく・・・・と思う


この話からも、当時の江戸では、化け物は架空のものとして楽しむ存在になっていたことがわかります。「百物語をやったて、化け物など出るわけ無いだろう」というのが当時の人たちの感覚だったのではないでしょうか。

この絵の中に「ろうそく」は自分で火の大きさの調節をし「たばこ盆」は、見越し入道の変わりに狐に賃上げを要求します。前回引っ越しの時家財道具も皆自分の足で歩いて来るという話をしましたが、考えてみれば化け物の家は、現代の全自動の家の走りとも言えるのではないでしょうか。

豆腐小僧は今回お茶運び小僧になっています。
化け狐の着物には、くずし字で「こん」と書いてあります。こういった隠れた遊びが草双紙などの挿絵には多いです。ちなみに豆腐小僧の着物も紅葉豆腐を持っているので紅葉柄になっております。


原本の草双紙には、豆腐小僧とろうそくの化け物は描かれておりません。
百物語は、化け物話を一話するごと百本立てたろうそくのうちの一本を消し最後の一本を消した時本物の化け物が出ると言われております。

スポンサーサイト
  1. 2007/10/25(木) 07:27:37|
  2. 未分類
  3. | コメント:0
<<うにかうる | ホーム | なんだか?>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

FC2カウンター

プロフィール

百姓です。 男です。 絵を描きます。 歌を作ります。

mitosama

Author:mitosama
当ページはリンク・TBフリーです。連絡いただければ相互リンク致します。あまりにも内容がかけ離れているリンク・TB については管理者の判断で削除することがあります。
当ページ内の画像・文章等の著作権は制作者

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。